オプションの魅力

オプションの魅力紹介

エビデンスを求めて!

ある意味ホームグランドは日本株式市場である自分が結局はオプションへとたどり着いたのは、長年 お客様の資金であれ 自己売買部門であれ市場に向かっているうちに常に疑問を持っていたことに他なりません。というのはどのような有名なアナリストでもテクニカルアナリストでも全くと言って良いほどあてにならなかったこと。実際にポジションを取ってない人が何の責任もなく発言することに、一般投資家も振り回されすぎていました。様々な書籍を読み、テクニカル分析の勉強をしてもまずは、効率よく勝つことは至難の業でしょう。何やらショックといわれるような暴落局面があるたびにヘッジの重要性を感じ、まずは株式のショートというところから入りました。

現物を持ったまま株式を空売りするといういわゆるつなぎ売りという作戦です。一定の下げに対する抑止力にはなるものの、攻めの作戦ではなくそれが利益につながっていくという戦略にはなりません。

 

先物オプション市場(日本における)は昨年30周年を迎えたところで、思ったより若い市場であると言えます。‵89年に日経平均が最高値38,915円をつけたころは、先物オプションの知識のあるものは日系証券会社にはあまりおらず、日本市場でありながら外資系証券会社の独り舞台だったと思います。国内に先物オプションに関する書籍もほぼ皆無で、あることはあるのですが学術的な書籍感のあるものばかりでした。’90年あたりにはやっと裁定取引の概念がわかりはじめて来てはいましたが、その奥深さからは程遠いところにあったといえます。